若い時にしかできないこと
Sun Rise at Lake Nakuru, Kenya
もう20年近く前、大学生時代にバックパッカーとして一人旅をしたアフリカのケニア、タンザニア。写真は、フラミンゴで有名なナクル湖の朝(日の出直前)と、サファリの画像。
このアフリカ旅のときに、iPhoneとSwooderが存在していて、Swooderでお気に入りの音楽を聴きながら、朝日や夕日を眺められたら、その瞬間がさらに格別なものになったかもしれません。
これは、現地の3泊4日のサファリ(動物を見るツアー)に参加したときのワンシーンですが、野生のフラミンゴはとても警戒心が強く、100mくらい離れているのに、少しでも近くに行こうとすると、歩きながら何気なく逃げて行きます。
写真は、すべてポジフィルムで撮影。今のようなデジカメはない時代でしたので、現像をするまで、写真の出来具合がまったく分からない状態でしたが、帰国後に現像し、ちゃんと撮れていて安心したものです。
ナイロビは、その当時でもすでに大きなビルが立ち並ぶ都市で、意外に発展している印象でした。
その頃はちょうどルワンダの内戦の時期で、これからルワンダに行くというドイツ人、スイス人医師などがサファリツアーで一緒でした。サファリへ行く途中に寄ったレストランの脇に生えていた巨大なバオバブの木も未だ記憶に残っています。
こういった旅にはありがちですが、このサファリツアーの日程が事前に説明を受けていたものと違っていたり、ナイル川の源であるビクトリア湖のほとりの町に行くために、ローカルバスでケニアからタンザニアに行くときも、当初、予約したバスが5時間待っても来ず、結局、翌日にまたバスの予約をし直したり、膝が前のシートに当たってしまうような窮屈なバスに20時間くらい揺られ、目的地についたときにはフラフラな状態になりながら夜中3時くらいにホテルにチェックインをしたり、現地のケニア人に200ドル(USドル)を騙し取られたりというようなこともいろいろありましたが、いずれにしろ、若い時だからこそできた旅だったと思います。
今では、こういったハードな旅はしたくないですし、そもそも、家庭を持っていたり、仕事を休めなかったりと、なかなかこういう旅はできないもの。だからこそ、若いうちにこういった経験をしておいて良かったとつくづく思います。
年を取ってから後悔しても仕方がないもの。今の若い人たちにも、今しかできないことに挑戦することをオススメしたいものです。